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読書記録:GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代

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こんにちは。2歳0歳ふたりの息子を育てている育休中ママのうどんです。

 

今回は『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』の読書記録です。

 

こちらはビジネス系のインスタグラマーさんが今年読んでよかった本か何かで紹介されていたので読んでみようと思い借りてみました。

結論、読んでよかったです!笑

 

 

 

 

 

人間の思考と行動の三類型

この本では、人間の思考と行動をギバー(giver)、テイカー(taker)、マッチャー(matcher)の三分類に分けています。この三分類に分かれた人たちが、それぞれ仕事においてどのような考えをもってギブアンドテイクにいたるのか注目した本となります。

三分類の詳細を書くと、ギバーは見返りを気にせずに人に与える人であり、結果意識せずともどこからかお返しがもらえる人のことを指します。テイカーは誰かに与えることなく、他人の成果も時と場合によっては奪い取り、見返りを与えない人のことです。そしてマッチャーは自分と相手の利益・不利益を、その都度公平にバランスさせ、ギブアンドテイクの帳尻を合わせようとする人とのことです。

 

最初読んだ時、私はマッチャーかギバーかな…?と思いました。

9つの性格の診断では(性格診断好きなのでよくやります、16personalities?とか)ギバーのような性格が当てはまっていましたが、仕事とプライベートではまた違うのでどうなのかなと思いながら読み進めていきました。

www.16personalities.com

 

 

 

可能性を信じることで実現する

リーダーが部下の可能性を信じれば、軍隊に限らず多くの環境で、「自己成就予言」を生み出すことができるという。

p.168

 

ギバーは全ての人が可能性を秘めていると考え、その可能性を引き出そうとします。あくまで可能性は見つけるのではなく、磨いてあげることが重要とのことでした。

 

才能のある音楽家やアスリートはみな最初、ギバーの教師から学んでいた。

こうした教師は子供好きで、正しいことをすると褒めたり、ポジティブに賛同したり、時にはあめ玉をあげたりしている。そして、励ますことを常に忘れず、自分が専門とする分野と子どもの指導に熱意をもっている。多くの場合、子どもとは家族や友人のように接する。このような教師の一番よいところは、子どもが楽しくやりがいを感じながら、技能を学んでいけるようにしているところである。

p.178より引用

 

子どもへ習い事をさせるとなったときにここは大いに役立つポイントなのかなと思いました。

 

 

ギバーが成功するには

成功するギバーは他者志向であるだけでなく、普通の人に比べて自己の利益を追求しているとのことで、他者へは「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」を決めることで成功しやすくなるそう。

自分自身の仕事がどんなふうに人に役立っているのか、がわかるとギバーはやる気を出すようになり、仕事の生産性も上がっていくとのことでした。

 

ギバーは、与えることに時間とエネルギーを注ぎ込みすぎるせいで燃え尽きるのではない。困っている人をうまく助けてやれないときに、燃え尽きるのである。

p.264より引用

 

上記を読んだ時、私は仕事においてはギバーだと確信しました。笑

私は社会に与えたい影響と今やっている仕事が上手くかみ合わさった時にモチベーション高く仕事ができていますが、そうではない時のモチベーションは高くないです。今後仕事をしていくにあたり、自分のモチベーションの源泉となるものを確認できたのは大きな収穫でした。

 

与えた結果がその目で確認でき、そこから元気を引き出せるような別の場所をもつことは、ギバーにとってかしこい選択なのである。

p.267より引用

 

モチベーションを保つためにはできる限り結果(相手の反応)がわかるような仕事をしていくべきなのだなと感じました。復帰後に部署異動、打診しようかしら…笑

 

また、人助けをする時間は途切れ途切れに行うのではなく、まとめて行う方が生産性を維持できたとのことでした。

 

 

成功するギバーとそうでないギバー

男女問わず多くのギバーを悩ませている三つの罠ー信用しすぎること、相手に共感しすぎること、臆病になりすぎること

p.294より引用

 

信用においては、相手の真意を見極めると【信用しすぎる】ことはなくなるとのこと。そして相手に共感するのではなく、相手の視点でモノを見るようにするとギバーは成功するとのことでした。また臆病になりすぎることにおいては、【自分のために】ではなく、【誰かのために】と置き換えて考えると臆病さから打開できるようになると書いてありました。

 

私は成功しないギバーの気質があるので、上記を意識しながら復帰後仕事に取り組めたらいいなと思いました笑

 

 

おわりに

この本のはじめにを読んだ時に私はマッチャーかな…?と思いましたが、読み進めて行くうちにギバー(成功しないギバー)だと確信しました。ギバーだからこその強み、そしてギバーであることを今後どのように活かせばよいのかの指針が書いてあったのが良かったです。また悩んだ時に読み返したい。

 

イカーの人はこの本を読んでも感化されないし、居心地(読みごこち?)が悪いと思うので、人によって合う合わないがあると思いますが、私個人としてはビジネス書のなかでも一読の価値はある本だと思いました。

 

 

おすすめ度:★★★★☆
育児中の合間に読みやすい度:★☆☆☆☆
手元に置いときたい度:★★★★☆

 

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